生きた知恵を身につける
マニュアルと違って、スキルは文書化しづらい。スキルとは、技術×生きた知恵。生きた知恵とは、実践を蒸留したエッセンスです。
その一つに「汎化」があります。いくつかの体験から、未知のケースにも活用できる、自分なりの法則をみつけだすことです。身体で覚えた知恵ですから、応用が利きます。
独りでスキル習得しようとしても、挫折する。そこで、私が伴走します。
たとえば部下との1on1面談でしたら、振り返りから始めます。逐語録を吟味して、問題のメカニズムを解説します。カンタンな練習をして、パワーアップしておきます。
本番になると、ここぞ!という介入ポイントが分からない、どう話せばよいか浮かばない。そこで、私が助け船を出したり、カンペを見せたりします。型を覚えてスピードアップで上達して、次第に自分なりの方法を編み出していきます。こうすればスキルを身につけられます。
「やれたはず」と、「やりぬいた」ことは別世界。「乗り越えられた! できた!」自己効力感が、飛躍的な成長の一歩になります。
冒険して、遠くまで行く。
『 企業の語源は、エンタープライズ。冒険という意味だ。古い秩序や通用しなくなったルールを
打ち破り、変革を起こすリーダーの出現を期待させる(金井壽宏)』。
「え、変革? 別に困ってないし。変える必要を感じないし。今ソレどころじゃないし。」
どうしましょう?
過去の延長線上のパターンから、ポジティブに逸脱する。たとえば、役職名で呼ばず、さん付け、にする。
不確実な要素を、持ち込む。たとえば、3M社の15%カルチャー(勤務時間の15%を上司お構いなしに好きな研究に使える)をマネする。
言うは易く行うは難し。驚くほどの抵抗も珍しくない。一人では、メゲたとしても当然です。
ずっと考えてきました。あれこれ余計なことが湧いてきて、自分の快適ゾーンに留まってしまう。なんだかんだ言って、やらずに諦めてしまう。どうしたら、ここを抜け出して、挑戦することができるか? それは、AIでも、気合いでも、根性でも、ありません。相棒の存在です。
なので、私がいます。一緒なら一歩踏み出せる。どうしたらうまくいくか? その答えは、やりながら気づいていく。トリックスター(いたずら者)のように、組織の常識を、無意識の前提を、ちょいと揺さぶることもできます。一緒に実験した経験は、生きた知恵となります。
ある日。大反対していたヤツが、「ほら、オレのいう通り、やってよかっただろう」と偉そうに言う。それを聞いて、一緒にニヤッと笑いましょう。
「早く行きたければ、一人で歩け。遠くまで行きたければ、一緒に歩け」(アフリカの諺)
いまの快適さを手放して、ちょいと冒険することは楽しいこと。
出逢ったことのない未知のところに、一緒に前進しましょう。
