これは段落です。「テキストを編集」をクリック、またはテキストボックスをダブルクリックしてコンテンツを編集してください。サイト訪問者と共有したい関連情報を必ず含めるようにしましょう。
これは段落です。「テキストを編集」をクリック、またはテキストボックスをダブルクリックしてコンテンツを編集してください。サイト訪問者と共有したい関連情報を必ず含めるようにしましょう。
旗を立てる(ビジョン構築)
『動乱の時代には、まず大目的を掲げること(塩野七生)』
> 旗を立てる
「旗を立てる」全体像

1. ビジョンを描く
2. 物語(ストーリーとナラティブ)
3. キックオフ・ミーティング
これは段落です。「テキストを編集」をクリック、またはテキストボックスをダブルクリックしてコンテンツを編集してください。サイト訪問者と共有したい関連情報を必ず含めるようにしましょう。
VISION
1. ビジョンを描く
正解がない中で、ここに行く、と決める
目先の案件に追われると、長期の目標が溶けていきます。過去の成功経験、大量のデータ、複雑すぎるパラメーターが、意思決定をためらわせます。

ビジョンとは「未来、どうなっていたいか? どうありたいか? を描いたイメージ」のことです。簡単にいうと、ゴールのイメージです。人間は、まだ存在しない未来を描くことができます。ここではないどこかへ行くために、ここで生き残る進化をするために。
想像してください。未来にビジョンという旗を立てるあなたの姿を。
何が起こっているでしょう・・・
◎ 正解がない中で、私たちはここに行く、と決める(明確なゴール・方向)。
◎ 他の選択肢を、捨てなければならない(事業ドメインの絞り込み)。
◎ だから、志・覚悟が生まれてくる(意志・大義)。
強力な磁力を発するあなたの「北」になります。コンパスはいつも北を指してくれます。
どういう未来を生きたいのか?
あなたは、「どういう未来を生きたいのか?」。ビジョンを描く起点になります。子どものような好奇心・感動・奔放さが、明るい光をもたらします。ひとりの思いが結晶化したものは強い。
けれど・・・
× 一人の主観のままでも (ex. カネが欲しい、ポルシェに乗りたい)、
× 過度に抽象化しすぎた夢も (ex. 世界を平和にする)、
× 矮小化した欲望も ( ex. 六本木ヒルズで女優の卵と....)、
共有ビジョンにならず、機能しません。
社会にとってどんな意味をもつのか、何があなたの真・善・美なのか、企業観・価値観も浮き彫りになってきます。
豊かで複雑な未来像を、シンプルな言葉で表現します。
旗を立てて「ここへ行く!」
ビジョンは、ただの目標設定ではなく、実効性のある戦略や経営方針につながる基点です。
よく誤解されること。未来を予測するのでは、ありません。現状や過去から、積み上げる発想をしません。中期経営計画と違って、数値は入りません。
慣れていないと妙な感じがすると思いますが、まず未来のゴールを描く。すでに起こった未来(未来完了)とみなします。ここが起点となります。
未来を定めないまま、バックキャスティングなんてできません。創業・新規事業の立ち上げ、事業転換、危機の時、あれもこれもできません。
旗を立てて「他ではない、ここへ行く!」と示すことが、リーダーの仕事です。
核心の「!」を、言語化する
『想像を頭の中に留めておくだけではもったいない。
想像を具現化したほうが人生の彩りは増える(開高健)』
私の仕事は、ビジョンづくりのサポートです。とりわけ、核心の「!」を、言語化することです。言葉にしない限り、伝えることはできない。
その表現は、人を動かす強さ・明るさがあるか? その人・その企業らしいか? インパクトをもたらすか? 判断していきます。ありきたりの言葉にみえても、その人の人生、その会社の成り立ちによって、ごりっとした手応えや独自の響きをもつことがあります。
難しそう、と感じた方もいるはず。安心してください。小難しく分厚いスライド作成が目的ではありません。肩肘張らずにスタートできます。
年に一回くらい合宿して、日常の雑音から離れる。創業したとき、自分は何をしたかったのか。お金儲け以外の大義はなんだったか。3年後にどんな会社になっていたいのか。「そもそも」を一緒に話し合って、メモをまとめませんか。新しい現実を創造する豊かな時間になります。
前例がなく今ここにない世界に行こう、というわけですから、社員に「は?」「ナニ言ってんの?」と思われることも少なくありません。リーダーの仕事は、リードすることです。社員を巻き込んで、「やれるかも」「やろう!」と、共有ビジョン実現に向かって行動させていく。
そこで、ストーリーが重要になります。
Stories and Narratives
2. 物語(ストーリーとナラティブ)
物語の、二つの顔。
現在から未来を考えると、過去の延長線上の発想になりやすい。壁や妨げを越えられない。
× ビジョン実現のために、どんな対策をしようか?
=現在が、出発点の発想。
すでにビジョンは実現した、とみなします。未来から遡って、現在までの物語を描きます。
◎ ビジョンが実現するまで、どんな物語があったのだろう?
=未来が、出発点の発想。
物語には、ストーリーと、ナラティブ、二つの顔(側面)があります。

物語(ストーリー)
主人公が旅立ち、試練を乗り越え、元の世界に帰還する構造(J.キャンベル)。登場人物は、複数の出来事から、本質を意味づけていく。たとえば、スター・ウォーズ、ハリー・ポッター、千と千尋の神隠し。
物語(ナラティブ)
語り口。語る人によって、まるで違う話に聞こえる。話術によって、別の味わいになる。解釈の仕方で、シャイなおじさんを、チョイ悪オヤジにする。
物語(ストーリーとナラティブ)は、感性や価値観に強く訴えます。臨場感、迫真性で、心を動かすことができるのです。
映画は、書かれた脚本、役者の演技、と分かっていながら、空間に引き込まれます。現実を忘れて、物語のなかに自分がいるような気持ちになります。
登場人物の主観的な、葛藤、挑戦、挫折、快感、成長を、真実のように体験します。なぜ、やらなくてはならなかったのか、背景までも理解できる。どのように成し遂げたのか、体感として掴んでいく。
シアターを出た後もなお、物語はあなたにとどまって、影響をあたえ続けます。
あなた自身を圧倒する物語がはじまる
『物語り形成は、経営者の主観が、客観化していくプロセス(野中郁次郎)』。
脚本家は、頭に映し出された場面を、シナリオにします。脚本にすることで、物語を共有できます。作品の目的・方向性を、役者やスタッフに考えさせる。具体的に動きを示唆する。
登場人物を生きようとする役者は、自ら研究し工夫する。参加者たちの対話によって、初稿になかった、新たな意味をうみだします。ビジョン実現の物語も同じです。
私の仕事は、物語づくりのサポートです。経営者の頭にある、断片的なシーンを引き出します。セリフで、絵で、音楽で。あなたの独断・偏見・強い癖も、語り口調(ナラティブ)の材料となります。
この脚本が土台となります。他の人たちもストーリーづくりに参加して、登場人物として、解釈や洞察を付け加えることができます。物語の原作者である、あなたをも圧倒する物語ができあがります。
そして、キックオフです。
Kick-off Meeting
3. キックオフ・ミーティング
社員は、手強い相手です。
ビジョンを言語化して、物語もつむいだ。プレゼンするのも大変ですが、社員に受け取ってもらうためには、工夫がいります。彼らは、手強い相手です。

私は、1兆5千億円企業のCEO専属ライターでした。経営方針発表会の、CEOプレゼンの責任者。
トップと現場には、恐ろしいほど隔たりがあります。根強い否定が潜んでいます。どうすれば、社員に受け取ってもらえるか、トップと社員の橋渡しができるか。
ビジョンは、多くの社員にとって「もっともらしい、きれいごと」に聞こえます。自分と関係ない、遠い国の出来事に見えます。怒ったり、悲しむ人もいます。コンフォートゾーン(安全領域)の外に出るため、不安になるのです。
身体感覚でつかんでもらう
トップが力説するだけでなく、オープンに対話することが大切です。さらに身体感覚でつかんでもらうと腑に落ちやすい。
ワークショップの設計や運用をお手伝いをします。思いを分かち合う、発表とワークショップは、生ライブ(face to face)が適しています。
ビジョン実現への行動を定着するサポートをします。あまり期間をあけずに、振り返りやフィードバックすると有効です。
さらに、称賛の場を設けることをお薦めしています。ゼロをイチにするのは難しい。いきなり大きな成果はでません。しかし、プロセスをねぎらったり、目の付け所を評価することはできます。ケースが増えると、他の人もマネしやすくなり、弾みがつきます。