第94回 どんな対応してますか?(3)
個人情報保護法が施行して1月半がたち、過剰反応が少し冷静になってきたように思います。
個人情報保護法への対応のなかで、お客様に接する例をご紹介します。
みなさまも、お客様からどのようなお問い合わせがあったか?
どのような対応をされたかなど、お知らせ頂けるとうれしいです。
現場で使えるノウハウや、知恵の交流をして参りましょう。
■ここまで対応している。
○損害保険会社の営業マン
人が他人に知られたくない、恥ずかしいこと、知られると危険なこと、
とても私的な個人情報を、センシティブ(機微な)情報と呼びます。
思想・信条、犯罪の経歴、本籍地などが該当します。
自動車保険は自由化以降、あまりにも商品が多く開発されたため、どれを選んだらよいのか悩んでしまいます。
面倒ですが、数社から同じ条件で見積もりをとって、保障やサービス内容、保険料を検討する方が多いと思います。
営業マンに自動車保険の見積もりを依頼するとき、運転免許証、車検証、保険証券などを用意します。
運転免許証には、
・氏名と生年月日
・本籍
・住所
・交付日..
の順番で記載されています。
ある損害保険の営業マンは、個人情報保護法に敏感に対応して、
少し変わった免許証の「コピーの取り方」を教えてくれました。
(1)センシティブ情報だけを、頂かない。
・免許証の「本籍欄」を、カバーしてコピーします。
これで必要な情報だけを入手でき、センシティブ情報は残りません。
リスクを減らす、シンプルな手段と思います。
これは、横展開が出来そうです。
レンタルビデオ店で会員証を作るとき
「じゃ、免許証をコピーしますねー。」
と気安く言われて、
「このバイト君は大丈夫かいな、キチンと保管してくれよなぁ。」
と願ったことがあります。
また、賃貸マンションの下見でカギを借りる際に、
「え、1回部屋を見るだけなのに、免許証までいるのか。」
「コピーは、キチンと廃棄してくれるのかな?」
と思ったこともあります。
何かのサービスを受ける証拠として、公的証明書のコピーを求められたら、ぜひ管理方法を聞いてみて下さい。
「大丈夫ですよー、私を信用して下さいよー。」
という勢いだけの人も沢山います。
「本籍は必要ないですから、カバーしてコピーしますね。」
と自社の個人情報保護をアピールすれば、小さな差別化ができます。
お金もまったく掛かりません。



